【2022年シーズン 第4節】VS シーホースA “4連勝なるか?雨男の大罪”

ヤンプターズファンの皆様、毎度毎度更新が遅く申し訳ございません、BTG坂本でございます。BGTとは毎度()書きをしている通りブログ担当ゴリラの略称ですが、ふと我が身を鏡越しに見てみると、たるみきったわがままボディ全開な猿がそこに立っておりました。

「これじゃもはやBTGならぬBTS(ブログ担当猿)じゃん。。いや、今を時めくBTSと同名、、ありじゃね?」などくだらないことを考えながら今週も書いておりますが温かい目で見守ってください。

それではどうぞ!



9月に入り最初の休日となったこの日、平日は気温が下がり週末はさぞかし絶好の野球日和であることを誰もが期待しながら迎えたこの日であったが、史上最悪の雨男を要するヤンプターズの前ではきっちりと雨が降り2週続けて悪天候での試合となる様相であった。


その最悪の雨男とはそう、私坂本である。


これまで数々の場面で雨を降らせてきたわけだが、特にその真価が発揮されるのは通称“ヤンゴル”なる、ヤンプターズゴルフ部の活動である。

入団以降ヤンゴル幹事を請け負っているが、過去2回豪雨を降らせ中止にしたかと思えば、ラウンド実施ができても半分は小雨が降るという何とも悪魔的な雨男っぷり。この日も先週に引き続きギリギリプレーできるがまぁ鬱陶しくて仕方ないレベルで雨を降らせていく。



そんな劣悪コンディションであるがそんなものはもう慣れっこと逞しく準備を進めるヤンプターズナイン。相変わらず試合直前までユニフォームを着用しない三木CAP、アップで既に汗だくの塩谷(高)、永遠にノックを要求し続ける山田や、謎にピッチング練習でいい球を放る塩谷(勇)など各々がしっかりと準備を進める。試合前は特に事件が起きることもなく、不安要素は今週はブログのネタが少々乏しいことぐらいか。



しかしそんな余計なことを考えている暇はない。今日の相手は同じく3連勝を飾っている強豪シーホースAが相手である。4連勝をかけぶつかり合う模様を振り返っていこう。


今週のヤンプターズのスタメンは以下。

1-8 坂本

2-2 三木

3-5 塩谷(高)

4-1 椿

5-3 中邑

6-4 山田

7-7 塩谷(勇) 

8-6 松本

9-9 中井

控え 蒲生、山内、筧、駒田、岩永



1番から5番まではもはや説明不要の安定の面々が並び、6番には先週オアシス返上の1打を放った山田が座る。さらには先週に引き続き塩谷(勇)、松本とこのところ出場機会を増やしている2名が控える。そしてラストバッターには今週もはちきれんばかりの胸筋いやもはや乳房かと見紛う程のボリュームとなった上半身を躍らせる中井が構える布陣。

ベンチ入りは監督の蒲生、今週より試合参加となったイケオジ山内とフレッシュボーイ駒田、ネタ製造機の岩永と分厚い面々が控える。



さらに特筆すべきは久しぶりの参戦となったミスターヤンプターズ筧の存在であろう。

このところ公私ともに忙しく参加が叶わなかったがこの日は満を持しての試合参加となった。この男がいるだけでベンチは大いに盛り上がり士気が上がることは間違いない。



◆1回 

先行はヤンプターズ。この日、見慣れぬ左腕投手が相手の先発マウンドに登る。スリークウォーターからサイド気味に腕を振るフォームが特徴で左打者の多いヤンプ打線対策のカードを切ってきたのであろうか。左打者の出来がカギになりそうな予感である。

そんな中、早速左打者の坂本が先頭の打席へと向かうもレフトフライ。続く三木もファーストフライとヤンプ自慢の1,2番が打ち取られてしまう。

しかし続く塩谷が「投手の左右?関係ないね」といわんばかりにライトへツーベースを放ち初回からチャンスを演出。

続いてチャンスにめっぽう強く打点を荒稼ぎ中の椿を迎える。カウント1-2からレフトに痛烈な打球を放ち早速先制か――――

と思われたがマッスルパンチの威力が強すぎたか、レフトライナーとなりこの回無得点で攻撃を終える。



1回裏、小雨は止まらず厳しいコンディションの中守備に就くヤンプターズ。マウンドにはもちろん大エースの椿が上がる

その立ち上がり。先頭をピッチャーフライに打ち取ると、2番の放った打球は椿の頭を超えセンター方向へ!

しかしこのところセカンド起用が増えている山田がきっちりと捌き、1塁へ転送。好プレーで椿を盛り立てる。続く3番もレフトフライに打ち取り、初回の攻撃を3人で退ける。



◆2回

2回の表、先頭は心優しき社長風男子中邑が入る。塩谷に続きこの男も「いいか、投手の左右など関係ないのだ。多々強く振り切るのみ!」と語りかけるかのような自信満々のスイングを一閃!ライトへのツーベースとなり先制のチャンスを作る。


続く山田が今シーズン成功率100%のバントを成功させると続く塩谷(勇)はデッドボールで出塁しすかさず盗塁を決める。

ここで打席には8番の松本、打線の勢いのままに初球を振りぬくと打球は見事ライト前へ!芸術的なタイムリーとなり3塁走者がホームイン、そして2塁走者の塩谷(勇)もホームへ向かう!



…どうも様子がおかしい。いくら足元のコンディションが悪いとはいえさすがに足の回転がスロー過ぎないか?それともゾーンに入り全てが遅く見えてしまう川上哲治モードに入った?いや、どう見ても塩谷の動きがおかしい。まるでバラエティー番組で山盛りのローションの上で足が空回りしているかの如く前へ進んでいない。



ただただそんな状況に混乱している合間にボールはライトからホームに転送されあえなくタッチアウト。どうも死球後の盗塁で足に違和感を感じていたらしく、ヒットで走り出したとたんに肉離れを引き起こしたらしい。しかしこのチームは肉離れ患者が多すぎやしないだろうか。塩谷(高)、坂本、田中、先日帰国の中西に今回の塩谷(勇)。。。年に1人は必ず肉離れ患者が生まれるスぺ集団である。



さて、試合に戻ると中井がフォアボールを選び1,2塁のチャンスで1番の坂本。しかしこの男の調子がどうも上がってこない。この打席は三振に倒れ、1点止まりで攻撃を終了する。


2回裏。先頭の相手4番にセンター前ヒットを許すも続く5番を三振、6番をセンターフライに打ち取る椿。7番にフォアボールを出しピンチを迎えるが、続く打者をセカンドゴロに打ち取りピンチを脱出し攻撃へ向かう。

はずがセカンドの山田がバズーカを誤射、いやその様相は弾の装填が追い付いていなかったか、はたまた火薬の量を間違えていたか、いずれにせよ弱々しく2バウンドで1塁に送った送球を中邑が捌ききれずにエラーとなってしまう。また、この隙に2塁ランナーも好走塁でホームを陥れ、痛いミスから逆転を許してしまう。



◆3回

逆転を許したヤンプターズ。この回は2番三木からの好打順だがまさかの3者凡退で攻撃のリズムを作り切れない。

続く3回裏、先頭の2番にライトオーバーの2ベース、3番にレフト前ヒットを浴びいきなりノーアウト2,3塁のピンチを迎える。



ここで一つ気合を入れなおす椿。先ほどヒットを打たれている4番を三振に打ち取るが続く5番にはフォアボールを与え満塁のピンチ。

ここで6番をピッチャーゴロに打ち取るも、打球の転がった場所がよく1点を失う。


さらに2,3塁のピンチで7番打者を迎える。初球をストライク後の2球目、直球で押し込むも打球は右中間へのハーフライナー!若干左中間に寄っていた坂本が懸命に追い掛ける。さすがに厳しいか、、と思った矢先、打球が「見せ場つくっといたで」といわんばかりに思ったよりも伸びを見せる。



「これはもらった!」と打球に合わせて滑り込む坂本!チャンスを脱したか――――



に見えたがなんとまさかの落球。第2節のデジャヴかと思うほどの煩悩プレーで2点を失ってしまう。雨は降らすは球は落とすはもう散々な男である。

悪い流れは止まらない。続く打者はショートへのゴロとなるが転がった場所がよく内野安打となりさらに1点を失う。9番を何とか打ち取るもこの回4失点となり5点のリードを許す苦しい展開となる。



◆4回

追加点を取られ苦しい展開のヤンプターズは前の打席で2ベースを放っている中邑からの攻撃。好調を維持する男に期待がかかる。そんな周囲の期待を裏切らず、少々ラッキーではあるもののセンターへのヒットを放ちチームを勢い付ける。


そしてここで前の回から守備についている山内がヤンプターズ初打席を迎える。しかし久々の打席だったこともあっただろうかここは三振に打ち取られる。そして2回の走塁でスぺった塩谷に代わって守備についていた駒田がセカンドゴロと波に乗れない。



しかし、2アウトから先制タイムリーを放っている松本が出塁し、絶好の場面で3回の守備から出場している“お祭り男“筧を迎える。

21年シーズンでは大事な場面で秘儀“打球の勢い死に絶えバント”を披露し、ある試合ではサヨナラ打を放つなど大事な場面にはめっぽう強い男である。さらには久々の打席ともあり気合は十分。

その初球をおちついて見送り、1ストライク。だがこの1球で見きった筧は続く2球目を完璧なタイミングでフルスイング!

しかし数ミリのずれが生じたか、打球はピッチャー上空へと舞い上がりあえなく3アウト。チャンスを作るも得点できない展開が続く。


そんな中、裏の守備では椿が奮闘する。強力な1、2番を連続でショートゴロに打ち取り守る松本もそれにこたえてさばいて見せる。さらに3番もレフトフライに打ち取り、最終回の攻撃へと望みをつなぐ快投を見せる。



◆5回

時間的には最終回になるであろう5回の攻撃。この回は1番からと絶好の打順で逆転に向け気合を入れなおす。

まずは先頭の坂本。追い込まれるも3球目をフルスイング!爆音と共に高々と打球が舞い上がるも角度がつきすぎたか、ライトフライに倒れ1アウト。

先頭が倒れるも、続く三木が驚異の粘りを見せフォアボールで出塁する。そして迎えるはヤンプターズ恐怖のクリーンナップである。


まず打席に入るは塩谷(高)3ボールから相手投手も意地を見せ2-3のフルカウントとなる。そして勝負球を振りぬくと打球はファースト後方のへのフライ!これは厳しいか、、、と誰もが思ったなんとボールは相手に触れられることなく地面に落ちる。

野球神に愛されているかのようなラッキーヒットでつなぎ、4番の椿を迎える。

その椿もただでは終わらない、しぶとくショートへの内野安打でつなぎ、1アウト満塁の大チャンスを迎える。



ここで打席に入るはこのところヤンプにネタを提供し続け、初戦で放った三塁打をもはや誰も覚えていないであろう岩永を迎える。

しかし上述の通り、初戦では強烈な一撃を放っておりこの男の腕っぷしに期待せざるを得ない。



「ここ、初球まっすぐ一本でいきます。」



そう宣言し打席へ向かう岩永。


その初球。相手投手の投げた球はストレート。




「まっすぐ、、、来た!」



狙いとおりの一球を迷わず振り切る岩永!打球はレフトへ舞い上がる――――

がレフトの足がとまりレフトフライとなってしまう。続く山内も皆の声援を一身に受けるも打ち取られゲームセット。



1-6で4連勝を逃すこととなった。

しかしまだ1敗、下を向いてはいられない。

次節のあいては同じく3勝1敗の強豪キズナ。厳しい戦いが続くがチーム一丸となり挑戦を続けていく。


*お天気スラッガー塩谷(高)より送られる当日の雨雲レーダー。絶望である。



上海草野球チーム「ヤンプターズ」公式サイト

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