【2023年シーズン 第13節】VS シーホースA “首位を撃て! ~リベンジ偏~”

読者の皆様こんにちは!ブログ担当ゴリラの坂本です。

先日行われた上海野球リーグ第13節の模様をレポートします!


上海、江蘇省も梅雨明けとなり中国も酷暑モードへと突入した今日この頃。朝家を出ると乾いたアスファルトがお出迎え。

毎週雨に悩まされる我々からすれば乾いたアスファルトはもはやレッドカーペットと同等の価値があるといっても過言ではない。

さらに雨界のエース雨片はベンチスタート、神頼みも含め準備は完璧である。



そんなパーフェクトなコンディションで意気揚々とグランド入りした我々蘇州班は目を疑った。

グランドは水たまりまみれ、試合の開催すら危ぶまれるほどの状態。。。

聞けば上海では前日夕方から豪雨に見舞われていたとのこと。前節に続きこの日も関係者全力のグランド整備により何とか試合が開催された。

関係者の皆様、毎度毎度本当にありがとうございます。


試合前のグランド整備でアップは完了、むしろグランドの水と共に体内の水分も出しきり一部メンバーは早くも脱水気味。

今節の相手は今期無敗、強打を誇るシーホースA。

過酷な環境と相手に挑むこの日のメンバーはこちら。


◆スターティングメンバー

1-8 坂本

2-6 三木  

3-5 山内  

4-D 岩永  

5-2 前西  

6-7 駒田 

7-4 山田 

8-3 田中  

9-9 中井

P  加藤

控え

蒲生、袖山、吉田、目片、


◆1回~3回

ヤンプ先発はエース加藤。

3回までを32球で抑える省エネ投法で相手の巨力打線と照り付ける太陽ををのらりくらりと交わしていく。


そして守備陣も手堅く守る。初回先頭に大きなライトフライを打たれるも中井が落下点に入ると見せかけ、センター坂本が捕球するというトリッキーな連係プレーが飛び出すなど、真剣さの中に遊び心を取り入れたプレーで加藤のピッチングに応えていく。


しかし相手投手も負けてはいない。立ち上がりから両投手がほぼ完ぺきなピッチングを展開。互いに出したランナーは一人づつと投手戦の様相を呈する前半の立ち上がりとなる。



◆4回

この回から試合が動く。

先頭三木が四球を選ぶと、3番山内が見事な送りバント。岩永、駒田と四死球で繋ぎ2アウト満塁のチャンス。そしてここまで身長と打率のチキンレースを優位に進めている山田がきっちりと見極め打率をキープ。押し出し四球で先制点をもぎ取る。(1-0)


先制点を貰った加藤は快調に飛ばし、2周目となる上位打線を打ち取っていく。

2アウトから相手4番に右中間への大飛球を放たれるも、ここはセンターの私坂本が自画自賛のスーパー背走キャッチで3人でこの回の攻撃も切って取る。



◆5回

1アウトから坂本が死球で出塁。すかさず盗塁を決めると、打撃に悩むキャプテン三木がレフトへ久々にキモチエエ打球を放ち追加点。打者2人僅か6球で追加点を奪いリードを2点に広げる。(2-0)


裏の守備、4回まで40球被安打1と完璧な投球を見せていた加藤。だが、連続四死球を与え内野のエラーで1点を返されると、続く打者にタイムリーを許し同点とされる。(2-2)


さらに1アウトからこの回2つ目のエラーがあり1アウト満塁、1打勝ち越しのピンチ。


つづく相手2番の放った打球はハーフライナーでセンター前へ、だがここは本日守備で乗りに乗っているワタクシ坂本が立ちはだかる。


ショートバウンドで打球を処理すると、ホームへ完璧な送球を披露。ランナーのスタートも遅れたため、8-2-5と夢のゲッツーが見える思われたがキャッチャーはランナーをタッチ。

センターがダイレクト捕球したように見えたか、珍プレーが飛び出すも何はともあれ2アウト。

*尚、この場面でベンチのラ王が「タッチプレー!!」と大声を張り上げていた様子を複数の関係者が目撃している。


続く3番は内野ゴロに打ち取り何とか同点でこの回を凌ぎきる。



◆6回

先頭の前西が弾丸打球を放ち出塁。駒田がバントで送り1打勝ち越しのチャンス。

しかし後続が倒れ勝ち越しならず。


裏の守備、先頭にヒットを許すとこちらも送りバントでチャンスを作られると続く打者に痛恨のセンター前ヒットを浴びこの試合初めての勝ち越しを許す。(2-3)


だがここからの粘りが加藤の真骨頂。後続を打ち取り最少失点で切り抜ける。



◆7回(最終回)

後がないヤンプターズ。

先頭は途中出場の吉田。体近くに厳しい攻めをされると、ベンチからは「当たらんかい!」と檄が飛ぶ。そんな中しっかりと見極め貴重なフォアボールを奪取し代走目片へとバトンをつなぐ。


先頭に返り打席には坂本。4球目を振り抜くと打球はライトの脇を抜ける。

コーチャー中井の好判断、目片の激走で同点に追いつくタイムリーとなる。(3-3)

攻撃はまだ終わらない。三木、山内と連続死球で満塁とすると、こちらも悩める主砲:ラ王が打席へ。


初球を振り抜くと打球はレフト前へぽとりと落ちる。3塁ランナーに続き、三木の好走塁で2点を追加。値千金の勝ち越しタイムリーとなる。(5-3)


チャンスはさらに継続、後続が四死球でつなぐと打席には田中。

痛烈な打球を放つも運は味方せず、サードライナーとなり攻撃を終える。



最終回の守備、相手は1番からの好打順だが加藤はさらにギヤを一段上げる。

前エースの椿が乗り移ったかのようなゴリゴリのパワーピッチングを披露。

先頭を高めの直球で三振に打ち取ると、2番、3番も内野ゴロに打ち取りゲームセット。

投打で粘りに粘ったヤンプターズが首位チーム相手に貴重な勝利を挙げた。


順位は5位のままだが、首位チームに勝利したことでワイルドカード争いは優位に、また3位4位チームとの勝ち点差も3とまだまだ上位を狙えるところ。


今後も優勝に向け頑張っていきます!

◆bili biliに試合模様のアップを始めました!

【20230715 vsシーホースA(途中まで)-哔哩哔哩】 

https://b23.tv/SMHvGqd

~ハイライト~

~46:00 どこをとっても圧巻加藤のピッチング

39:00~ 女選びも球選びも厳しい山田

46:05~ ワイ坂本ご機嫌のスーパーキャッチ

50:55~ 帰ってきた三木CAPの打棒 5億年ぶりの痛烈タイムリー





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