【2021年秋シーズン第2節】VSサムライC “フライングBBQ罪”
山下CAP「vsサムライ戦のブログを書くには・・・たか!!」原文まま
誤字ではございません。ヤンプ名物ちょっと日本語が苦手なキャプテンの命を受け、ブログ初執筆となる坂本より2021年秋シーズン第2節の模様をお送りさせて頂きます。
ヤンプブログといえばあの饒舌ミサイルボーイ大石が担当をしているが、今節は飲んだくれヒゲおやじこと遅刻王神村と共に社員旅行へ。野球的にもブログ的にも戦力ダウンした一方、先週より新ヤンプター倫太郎の加入そして上海No.1野球エリートであるあの男の帰還と徐々に役者が揃ってきたヤンプターズ。春シーズンではプレーオフ進出を果たしている強豪サムライCとの一戦を振り返っていく。
試合当日の朝、ある男からヤンプグループチャットへと入信が。
「本日剛さん、山田直接球場向かいます。」
剛さんこと上述の上海No.1野球エリートの三木、そして今季よりヤンプターズの副キャプテンを任されている山田の2名が直接球場入りするとのこと。集合場所である古北ローソンからチャリで10分少々のところに住んでいながら二人して直接球場入りするとは聊かおかしい。このシステムを採用するのは中山公園から直行することで有名なサブポジモンスター中西のみ。彼らの行動には様々な疑惑を禁じえない。
特に山田は前期シーズン最終戦当日にBBQという名の合〇ンに行ったとヤンプターズ内では専ら噂の男である。当然のごとく一同よりBBQ容疑をかけられたものの、さすがに遅刻はせず球場入りしていた模様。一体午前中は何をしていたのか、精悍な顔つきでメンバーの到着を待つ二人。彼らはやはり野球戦士だったのか、はたまたBBQ帰りの不届き者であったのか本日の結果で答えを出してくれることだろう。
既に癖の強さを隠し切れないヤンプターズ、試合に先立ち今節のスターティングラインナップを見ていこう。
1番ショートは三木。上述の通り、いや過去の記事でも散々触れられている通りヤンプ自慢の野球エリートがが先陣を切る。先日まで一時帰国しており、隔離でなまった体に鞭を打ち満を持しての参戦。なまった体をほぐす為に早々に球場入りしたのか、はたまたBBQ参戦か。前シーズンチームNo.1の打率をマークした男は結果を出し疑惑を払拭するすることができるか。
2番ライトには筆者の坂本が入る。相も変わらず筋トレに励み、ついには最近近所にガチのサウナ施設を発見。トレーニング後、サウナで整え、締めにはレモンサワーで喉を潤すといったEXILE流3種の神器を用いた調整方法を採用。新たな調整方法が吉と出るか注目したい。
3番サードには塩谷が入る。入団以降ヤンプの主軸を打ち続ける太っちょ忍者スラッガーとはこの男に他ならない。最近ではハラスメント行為と見紛う事案が発生していると噂があるが、ヤンプコンプラ委員長の元に特段報告は入っていないとのこと。なお、当人の目の前で太っちょ忍者スラッガーとは口が裂けても言えないということだけはここに記しておく。
4番ピッチャーには大エース椿。チーム会計担当、コンプラ委員長を兼任しさぞインテリな風貌かと思いきや、全身に筋肉の鎧をまとったフィジカルモンスターである。前節も相手を自慢の剛球でねじ伏せ仕上がりは上々。出張先からの弾丸帰宅による疲労感もこの男であれば心配無用だろう。今節は四番も務め大黒柱としての活躍が期待される。
5番にはキャッチャー中西。「俺、サブポジはいっぱいあるけどメインはないねん」と自ら語る男だが、今節は待望のキャッチャーにて出場。まだまだ元気な肩と前節で発揮した打力で勝利に貢献できるか。大石に散々ブログでいじられながら、今日も中山公園から一人球場入りとブレないメンタルを持つ男。椿との初バッテリーに期待がかかる。
6番ファーストは我らが主将の山下。ここまで野手としての出場がメインだが、20年秋シーズンには首位打者を獲得するなど打撃には定評あり。チームを鼓舞する男がファーストにいるのは何より心強い。
7番セカンドは石田。粘り強い打撃と小技で打線をつなぐまさにいぶし銀の活躍をみせる。試合中、エエ声でチームを鼓舞するがいざツボにはまると「カッカッカッ」と独特の笑い声を繰り出す。後から駆け付ける予定の息子に勝利をプレゼントできるか。
8番センターには待望の初出場となる田中倫太郎。某米国大学上海校在学中の彼だが、見た目はとにかく好青年。前節は出場がなかったが本場米国仕込みのダイナミックプレーに期待がかかる。試合前のキャッチボールでは生きたボールを投げ込んでおり、フィジカル的には全く不安を感じさせない。これは期待が膨らむ一方だ。
9番レフトは山田。右肩の爆弾をものともしない安定した守備が魅力だが、なんとか打撃も結果を出していきたいところ。冒頭でも触れた通り何やら精悍な顔つきで臨んでいる本一戦。BBQになど行ったなど我々の思い過ごしだろう、これは結果を出す男の顔である。
ベンチにはガジェット厨砂田、難波のファンタジスタ中井、我らが不動の監督蒲生、大明神魚井とこれまた癖全開の面々が控える。
さて、大石ばりの無駄に長い前置きはここまでとし、試合の模様へと移っていこう。
1回表ヤンプターズの先行で試合開始。相手先発は何やら若いオーラ全開の#39が先発。どうやら高校生とのことで大人の怖さを教えてやらんとばかりに圧力全開の三木が打席に入る。そんな三木のオーラに押されたか、いきなりの四球で出塁。難なく盗塁を決めたのち、坂本、塩谷も四球を選びノーアウト満塁の絶好機で4番椿を迎える。冷静に2球見送りカウント1-1からの3球目。ここも見送るか・・・と誰もが思ったその瞬間、尋常ではないヘッドスピードでバットが振り抜かれ、打球はあっという間にライト前へ。いつぞやの飲み会で無礼な若者に制裁を加えたコンパクトなボディ打ちを彷彿とさせるマッスルタイムリーでまずは幸先よく2点を先制する。続くノーアウト1,2塁で打席には中西。押せ押せムードの中、名将魚井の作戦はバント。しかしあえなく失敗。ワイルドピッチを挟みランナー2、3塁まで粘ったものの最後は三振に打ち取られてしまう。1アウト2、3塁とチャンスは続きバッターはキャプテン山下。ここはじっくり攻めていきたいところだが、まさかの初球ピッチャーゴロにて2アウト。続く7番石田も相手の速球を捉えきれず、初回は2点で攻撃を終える。
1回裏、初回援護を得た椿の立ち上がり。先頭をあっという間に追い込むといきなり見逃し三振を奪いまずは1アウト。続く2番にヒットと盗塁を許しピンチを迎え、やはり一筋縄ではいかないかと誰もが思った矢先、まさに阿吽の呼吸で動き出すショート三木と椿!見事な2塁牽制でランナーを刺すビッグプレーが飛びだす。あまりの美しさに相手ベンチからも感嘆の声が漏れるほどであった。その後ランナーを出すものの、最後は4番のインコースに火の玉ストレートをお見舞いし無失点で初回を切り抜けた。
2回表、先頭は期待の新人8番田中(倫)。先週よりヤンプに加入したばかりの青年が少々緊張した面持ちで初打席を迎える。ベンチから若武者に対し背中を押す声が飛ぶ中、英語とおぼしき声援が混ざっているではないか。振り返るとそこでは倫太郎の大学の友達が声援を送る。自身のスペックが足りないせいで英語でのやり取りがすべてかっこよく見える筆者。そんな低スペック人間など構いもせず、仲間の声援を一身に受け奮い立つ倫太郎。だが少々前のめりになりすぎたか、顔面の高さほどのボールを大根切りフルスイングするも三振に打ち取られてしまう。
初打席を終えた倫太郎にねぎらいの声が止まぬ中、続く9番BBQ山田は静かに見逃し三振で2アウト。サイレントバス代徴収、サイレント割り勘など最近サイレント〇〇にはまっているようだが、なんとこの場面ではサイレント三振を採用してきた。ここは塁上を騒がして下さいお願いします。
だがここで終わらないのがヤンプターズ。1番三木が初球攻撃で左中間を深々と破る2ベースで一気にチャンスを演出すると、続く2番の坂本も初球攻撃で打球はセンター前へ。三木が快足を飛ばし一気に生還したった2球で1点をもぎ取る。さらに坂本の盗塁と塩谷が四球を選び2アウト1,3塁のチャンスで四番の椿を迎える。するとここでなんと相手ピッチャーが振りかぶり投球を開始。1塁ランナーを捨ててでも4番椿を抑えるという覚悟の現れだろうか。しかしそこはさすがの4番、相手の思いを打ち砕く2発目のマッスルタイムリーを無慈悲にもお見舞いする。先にワイルドピッチで生還した坂本に続き、塩谷も生還。5-0とリードを広げる。続く中西の打席を迎えたところで「カッカッカッ」とあの男の笑い声が響く。何事かと打席に顔を向けると中西がなんとキャッチャー防具を装着したまま打席へ。以前の試合でもヘルメットを被らずに打席に向かうなど、どうも防具類の扱いが苦手な模様。石田が「カッカッカッ」と笑いながら防具を無事回収に向かい仕切り直しすと、中西が相手エラーを誘い出塁する。しかし6番山下はサードゴロに打ち取られチェンジとなる。
2回裏、援護点をもらった椿だが先頭に2ベースを許しいきなりピンチを背負うも相手の6番、7番を連続三振に打ち取る鬼神モードへと突入しあっという間に2アウト。続く8番に難しいサードゴロを打たれるもサード塩谷の忍者捌きとファースト山下の気合のキャッチでこの回も0点に抑える。
3回表に相手も流れを変えようとピッチャーを交代。先頭の7番石田はいい当たりも正面をつき1アウト。続き8番倫太郎もサードゴロに倒れたかに見えたが相手が送球エラー。送球がファーストの後ろを転々とするのを確認すると快足を飛ばし2塁へ到達。さらに相手の牽制ミスを誘い一人で1アウト3塁のチャンスを演出。ここでバッターはBBQ山田。カウント2-3まで粘ったのち低めの速球を見極めた、、、ように見えたが無情にも判定はストライク。この打席でBBQ参加容疑が確定し試合後の飲み会でパワハラ忍者から指導が入ったことを先に記しておく。しかしまだ2アウト、1番三木が自慢の細い目、、、いや選球眼で四球をもぎ取り続けて盗塁を敢行。2アウト2,3塁のチャンスで2番坂本に回る。先シーズンはいまいちチャンスで打てないフシがあったが外の直球を振りぬくと打球は左中間最深部へ、あわや逆方向へのホームランかという当たりがエンタイトル2ベースとなり2点追加。さらにさらに4番塩谷の弾丸打球がセンター前へ抜け2塁ランナーが生還しこの回一挙3点。上位打線が再び爆発し、8-0とした。
3回裏、援護を受け快調に飛ばす椿はなんと5球でこの回を抑える。パーフェクトすぎて何も語ることがない。ただただ脱帽です、いつも有難うございます。
4回表、先頭の中西が倒れると、打席には3回裏から守備についている砂田。同じく3回裏から守備についている中井に回すべく身を挺して死球をもぎ取る。ふと気になったが最近エルボーガードやApple Watch on the リストバンドを見ていないがどこへ行ったのだろうか。現場、ブログと四方八方からイジられメンタルがキてしまったのかと少々心配になる。だが彼をイジった面々はこう言うのだろう「これは可愛がりです」と。独りでに現代社会の闇を感じている間に後続が倒れこの回は無得点。そしてこれはいつぞやのデジャヴであろうか、ベンチ横では中井がヘルメットそっとを置き守備へと向かった。
4回裏、時間的には最終回となるイニングに突入する。リズムよく終わらせたいところだがここで相手打線が粘りを見せる。先頭に粘られ四球を与えるも続く打者を打ち取り1アウト。ここから5,6番に連打を浴び1アウト満塁のピンチを迎える。続き7番のファーストゴロの間に1点を失うも2アウトまでこぎつける。しかし8番にレフト前ヒットを浴び2失点目。さらにここまで完璧なブロッキングをしていた中西がショートバウンドを止められず3点目を失う。ここで椿は再び鬼神モードへと突入。続く9番をねじ伏せ打球は力なくライトへ。誰もがゲームセットを確信したが、ライト中井がまさかの落球。元サッカー部難波のファンタジスタである彼だが緊迫した場面でついサッカー少年の心が顔を出してしまったのか「ここで手を使ってはいけない・・・!」と。
冗談はさておきついに4点差へと迫られたヤンプターズ。この時、おそらく椿の顔面は般若と見紛う程になっていたに違いない。鬼神モードからさらにギアを上げ相手1番を渾身のストレートでねじ伏せ試合終了。終盤バタバタしたものの8-4で逃げ切り2連勝を飾った。
この試合、1番から4番の上位打線が6安打7打点と大フィーバーモードに突入し、今後の試合にも期待がかかる。
次週の第3節で勝利を収め文句なしのプレーオフ進出を決めたいところ、ヤンプターズの挑戦は続く。
試合前整列するヤンプ戦士達
守備でチームを盛り立てた中西
カッカッカと笑いながらレガースを回収する石田と手前に映り込むBBQ山田
既に私設応援団が結成されていると噂の新戦力倫太郎
やたら近い魚井ヘッドと圧を感じ体が固まる倫太郎
背中で何かを語る山下CAP
勝利の瞬間とコンプラ委員会に提出されたら一発アウトな決定的瞬間
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