2020年11月7日決勝トーナメント1回戦 対キズナ

打った!投げた!キャプテン山下が復活!戦力揃ったヤンプターズ、優勝へ邁進

2020年11月7日上海日本人軟式野球連盟2020年秋決勝トーナメント1回戦 

キズナ     0 2 1 3
ヤンプターズ  9 0 X 9

ヤンプターズは、決勝トーナメント1回戦でキズナと対戦し9-3、3回コールドで勝利した。試合は初回、キズナ先発投手の立ち上がりを攻めキャプテン山下の技ありタイムリーなどで9点を先制。守りでは、先発のエース椿が味方エラーなどでランナーを背負いながらも、粘りのピッチングで2回2失点(自責点0)でまとめた。また最終回は右肩痛で登板回避を続けていた山下が登板し、1回1失点(自責点0)で復活を印象づけた。二枚看板の揃い踏みで優勝に向けて戦力が整ってきたヤンプターズ。これからの戦いが楽しみだ。

この結果により、ヤンプターズは準々決勝に進み11月14日にシーホースと対戦する。
(ヤンスポ編集員:筧裕介)


蒲生監督「山下の復活が今日の収穫。新しい流れが出来た。」

蒲生監督は試合後記者の質問に対して、「今日は山ちゃん(山下)が投げたことが一番の収穫。これでバッキー(椿)から山ちゃん(山下)の継投ができるので、新しい流れが出来たと思う」と時間が遅れたり、相手投手が乱調だったりと大荒れで両チーム集中力を欠いた試合ではあったものの、山下の復活については手放しで喜んだ。

また、試合後の打ち上げでは一次会で韓国焼き肉店、二次会で美味しいかき氷を出すカフェを使用した。これについても「韓国のかき氷はフワフワで美味しい。今日使った2店舗は、お値段的にも打ち上げ時間的にもちょうどよく、新しい流れが出来たと思う」と野球と打ち上げ両方の新しい流れにご満悦の様子だった。

打ち上げの流れについて考える蒲生監督(一番左)

試合後は魚井ヘッドコーチのおごりで韓国かき氷を堪能。吉原(中央)はチーム1の甘党だ。


打撃絶好調の山下。マウンドでも復活を印象づけ首脳陣も安堵。

キャプテン山下のバットが止まらない。第1打席は相手投手の数少ないストライクをひきつけてライト前に運んだ。ここ2試合つづけて初回にタイムリーを放っており、試合時間が短い今シーズンにおいて先制点の重要度が増す中、ヤンプターズとしては初回にチャンスで山下へつなぐことが優勝に向けたカギとなりそうだ。

また、右肩痛からの復活登板について記者から質問されると、「昨日、四種のチーズがのったピザ食べたんすよ、あれ知ってます?すっごいうまいっすから」と全く違う答えが返ってきて、記者も質問する相手を間違えたと後悔をした。


【ヤンプターズ今後の展望】準決・決勝はダブルヘッダー。戦力の充実が優勝へのカギか?

投手は山下の復活で二枚看板が揃い、ダブルヘッダーでも対応ができる体制となった。野手陣に目を向けると、吉原、塩谷、三木の内野陣は鉄壁であり池澤の外野コンバートで外野陣もかなり厚くなった。21日の最終日はミスターヤンプターズの北野が参加予定であり、精神的支柱としてチームの力になることが期待される。どこでも守れるうえ、エンドランなど攻撃面でも細かいことができる北野をジョーカー的に使えば作戦の幅が広がるであろう。

まずは2回戦を勝ち抜くことが先決ではあるが、ここ数年来で最も戦力的に充実しているヤンプターズ。13年春以来7年ぶりの優勝に期待がかかる。


スタメンを考える魚井ヘッドコーチ。

上海草野球チーム「ヤンプターズ」公式サイト

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